いま一番大切なことはコレです!!

2020年6月7日

vol.854

 

つばめ学院の関口です。

 

今日は日曜日でしたが、懇意にさせていただいている教材会社さんが主催した勉強会にZoomで参加しました。

とても素晴らしい勉強会でしたので、ブログに書きたいこともたくさんあるのですが、今日はその中でも一番に心に残ったことから思うところを書こうと思います。

 

 

保護者の皆様は・・・

勉強会のメインテーマは当然ながら「コロナ禍(とその後)を見据えて」といった内容です。

そのお話の中でとても印象的な言葉があったんです。

 

講師の方が言われました

「このコロナ禍で、公立学校(中学・高校)にお子さんのいる保護者は本当に怒ってますよ」

 

私はこの「怒り」を強く意識してこられなかったんですね。

この休校期間に、「つばめ学院の授業があったから良かったけど・・・」というありがたいお言葉は胸に残っていますが、その声の"外側"を意識していなかったのかもしれません。

 

言われてみれば当然ですよね。

学校で「プリント」を渡されて、あとは「教科書を見ながら予習してね」ですから。

私のもとにも「全く分からない!!」と、怒りなのか泣き言なのか分からない、生徒からの声がたくさん届きました。

その度に「まあまあ」となだめて説明して、納得して落ち着いてもらうような授業が続いていました。

 

そんな環境がなかった子達のことまで気がまわっていなかった自分を恥ずかしくも思います。

 

 

「大切なこと」が変わった

私が改めて、強く、認識した事があります。

いまの中高生にとっての「大切なこと」が、去年までのそれとは大きく変わっているのではないでしょうか。

 

いまの学生達にとっての最優先事項。

それは、

「学びが止まらない」ことではないでしょうか。

つばめ学院では、私が作った動画やZoomのオンライン授業があったので、幸いにして授業がストップすることは一度もありませんでした。

 

結果として何が起きたか?

生徒たちの学習進捗は、例年のペースを大きく上回っています。

いまの中3は去年の中3よりも進捗が早いのです。(他の学年も同様です)

理由は簡単です。

塾の授業で「個人に合わせたインプット」をして、その後の大切な演習は「宿題」という形で思い切り出せます。

例年であれば、学校や部活で忙しい生徒達は、言い訳のしようもなく「ヒマ」ですから。

しっかり宿題を出して、それを順調に消化できてます。

これは例年までにはなかった出来事なんです。

 

ここまでのお話をまとめます。

「塾の授業を受けているか?」というだけの違いだけで、なにが起きたか。

 

一方では「学校の授業」がないために学びが進みません。それどころか「プリント予習」を強いられて自信を失っている。

他方では「塾があるから」という理由で学習がスムーズに進むだけでなく、演習料が増えて定着度が上がっています。

これは宣伝でも何でもないです。

私がこの目で見ている厳然たる「事実」なんです。

(今年は宿題をいっぱい出してもみんながやれるから助かるわ〜。とか思ってます)

 

塾を選ぶ際のポイントはいろいろあると思います。

しかし、このポイントの中に「学習の継続性」を新たに追加するべきではないでしょうか。

そして更に重要な点は、「大手塾だから継続性が高い」というわけではない。という事実です。

 

つばめ学院は決して大きな塾ではありません。

しかし、その規模感だからこそ、私一人の頑張りだけで「生徒の学習継続」を維持できました。

そういう点は今までになはなった重要なポイントになりつつあります。

 

 

withコロナ

更に大切な事を書きます。

お子様を含めて、私達が生きるこれからの世界は「withコロナ」の時代です。

 

「いつ第2波がくるか不安」

なんて気持ちでは甘いのだと思います。

 

「第2波、第3波は必ず来る」

という前提で今後を考えることは決して無駄ではありません。

例えば。いまの中3は第2波でさらなる休校に追い込まれるかもしれません。実質的に半年程度しか中3としての通学ができないかもしれない。

(そうはならないと願いますが・・・)もし、「そう」なった場合に備えることが「withコロナ」時代の生き方ではないでしょうか。

 

塾を選ぶ要素はいろいろあります。

立地、規模、カリキュラム、施設、講師、月謝etc...

いま、その最優先事項に「継続性」が上げられています。

 

中学校、高校を思い出してみてください。

「すべての先生」がとても分かりやすい授業をする先生ではなかったし、計画的なカリキュラムでもなかったはずです。

それでも、「それがゼロになる」というインパクトは大きいんです。それは全ての人がこの混乱期に痛感したはずです。

 

そんなときに、

「信頼できる相談相手」としての塾があったらどうでしょう。

もっと踏み込みます。そんな時に、

「私は全力でご相談にのります。お子様の学びを止めないために出来る限りの事をします。」

 

そういう「備え」を持つこと。

それが「withコロナ」の時代を力強く生きるための戦略になるのではないでしょうか。

 

お子さんは休校期間にしっかり勉強しましたか?

(つばめ学院の中3生は全員が100時間以上の勉強時間を達成しました)

 

最後まで読んでいただいてありがとうございます。