2021年1月17日
vol.878
つばめ学院の関口です。
遅ればせながら、2021年のはじめのブログ更新になりました。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
紆余曲折あった「共通テスト」の第一回が実施されました。
大学受験も非常に気がかりではありますが、中学生の県立高校入試も近づいてきました。
今日のブログでは、残り約1ヶ月となった県立高校入試に向けて、勉強の効果を劇的に上げる考え方をお伝えできればと思います。
まずは基本を確認
「そもそも」のお話を書きます。
「勉強をする」という事はどういう事でしょうか。
この答えはシンプルに
「できなかった事をできるようにする」というものではないでしょうか。
「できない」を「できる」に変えること。
別の言い方としては、「☓を○にする」ことが勉強だと言えます。
いままでの☓を1つでも多く○にすること。
これが勉強で得点を上げるということであり、受験生が残り期間で最も大切な事です。
それでは、この「大切な事」の中身をもう少し具体的に書いていきます。
勉強はしているけれど・・・
本番の入試直前です。
ほとんどの受験生は猛烈に勉強を進めてくれている事と思います。
「一日○時間以上は勉強する!」
なんで目標は過去のもの。
自分の使える時間を見つけては勉強につぎ込んでくれているのが現時点の状況だろうと想像します。
ただこの「目一杯勉強をしている」という状況でこそ、陥りがちな落とし穴があるんです。
それが、「ただやっている」状態になってしまう事です。
自分の勉強を再度見直しながら、「☓を○にする勉強」だけを厳選して取り組んでもらえば、その効率は倍増するはずです。
例えば、、、
数学の問題を解いたら全問正解できた
英単語を見直して全てしっかり覚えていた
これらの勉強は、この時期の勉強として「取れ高ゼロ」と考えるべきです。
「本番の試験に出てもできる問題」に時間を費やすのはもったいないことです。
(自分の気持ちを高めるという意味での例外はありますが)
この時期の勉強で必要な意識は、
「この1時間でどれだけの☓を見つけ、そのうちのいくつを○にできたか」という事です。
本番で出されたらできなかった問題を、事前に1つでも減らしておくことです。
毎日、振り返る
昨日の入試特訓でも受験生達に伝えました。
日々の勉強で上記の意識をもって取り組むこと。
そして、何より1日の終わりに振り返りをすることが有効です。
ほんの5分で良いです。
「今日はどれだけの☓を○にできたか」を具体的に振り返ってみて欲しいのです。
そして、不十分であったものを翌日の勉強に活かす。
残り期間がわずかとなった今だからこそ、効率を最大化した勉強を大切にして欲しいのです。
私も毎日、その日を振り返って苦悩しています。
是非とも受験生のみなさんも頑張って自分の未来を切り拓いて欲しいです。
一緒に頑張りましょう!
最後まで読んで頂いてありがとうございます。
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