試験の点数を積み上げる

試験の点数を積み上げる

2021年6月23日

vol.897

 

つばめ学院の関口です。

 

和光市内の期末試験が近づいてきました。

今日は試験勉強に対する考え方を書きます。

 

 

試験の点数はいつ決まる？

試験の点数というのは「いつ」の時点で決まるのでしょうか？

この質問に対して、多くの子が

「試験の当日だ」と答えます。

数名の子は「先生が採点したときだ」と答えます。

 

はたしてそれは正しいのでしょうか？

 

私の考えは違います。

期末試験の結果が決まるのは「いま」なんです。

「いま」の積み上げが試験の結果を決めています。

そのことに無自覚な子が多いのではないでしょうか。

 

 

当日には何をする？

期末試験の点数が、10点の子と100点の子がいるとします。

この両者の違いは「試験当日」に生まれるのでしょうか。

違いますよね。

試験当日はどちらの子も、「自分にできる事をしている」に過ぎません。

100点をとった子が、10点の子より(試験の当日に)より頑張ったとは言えません。

 

今週に何をやるか

今日、何をやるか

いま、何をやるか

 

その「いま」の積み重ねが試験の点数を変えているはずなんです。

試験当日の「頑張り」なんて、大した違いを生み出したりはしません。

試験当日の事なんて何も考えなくても結果には大した違いを与えません。

 

 

自己最高点をとる方法

この考えをふまえて、「自己最高点」をとる方法をお伝えします。

これは日頃の授業でお話をしている内容でもあります。

 

簡単なことです。

「自己最高の試験勉強」をしてください。

「自己最高」と言われてもぼんやりしてしまうかもしれません。

 

そういう場合は、前回の試験勉強を思い出してください。

どこかに「不満」がありますよね。

「本当はこうしたかった」とか「こうするべきだった」

その「こう」を今回は確実に実行しましょう。

まずはそこからです。

 

「過去最高の試験勉強」が「過去最高の点数」を生み出すための前提条件です。

 

こう言うと、必ず反発がでます。

「でも、たまたま最高点が出ることだってあるじゃないですか？」

という声です。

 

それに対しては、「だからなに？」と答えます。

そんな再現性のない成功なんて、今後の人生において何の役にも立ちません。

役に立たないどころか、害にすらなります。

 

「最高の準備」と「最高の点数」

このセットをしっかりと狙った期末試験の取り組みをしてもらいたいです。

 

 

お子さんは「最高の準備」をできていいますか？

 

最後まで読んで頂いて、ありがとうございます。