つばめ学院の関口です。
今日はスポーツと勉強の両立について書きます。
部活やクラブなど、課外活動で忙しくする中高生はたくさんいます。
そういう子が勉強との両立においてもっとも重要な事はなんだと思いますか?
時間の確保?
いえ、違います。
最も重要で大切なこと。
それは、「考え方(マインド)」なんです。
例えば。。。
クラブの練習でボロボロになって帰宅。
食事をして寝るまでの1時間、力を振り絞って勉強をしたとします。
この時に、「あぁ、頑張ってる」と思ってしまう事が一番危険なのです。
クタクタの身体をおして、何とか勉強に向かう。その素晴らしさや頑張りは決して無意味なものではないのです。
ただ、1つ。冷静に判断していただきたいのです。
たとえば中2で「毎日1時間」は、勉強量としては少ないです。
厳しい活動をしながら、他の子と「同じ量をこなす」。
そこで、やっと「普通」と言えるのです。まわり以上の結果が欲しいなら、それ以上やる必要があります。
厳しい言い方のようですが、それが事実です。
この事実から目をそむけた瞬間に「両立」という言葉が遠のきます。
だって、「毎日1時間の勉強」が「頑張っている」になるからです。
すると、「頑張っているのに成果がでない」「頑張ってもうまくいかない」。
という思いに悩むことになります。
頑張っているけど不十分
これを冷静に受け止められると、無駄な悩みもなくなります。
「時間がとれないなら、その密度で勝負しよう」
「スキマ時間を有効に活用しよう」
「やり方に無駄がないように、先生のアドバイスを受けよう」
前向きなアイデアがどんどん出てきます。
もしお子さんが同じように悩んでいたら。。。
是非、冷静に見てみて下さい。
「スポーツをやっているにもかかわらず」
をなくして、純粋に判断をしてみることです。
「成績が上がって当然」と言える事をしているか?
お子さんに厳しくする必要はありません。
頑張っているけど不十分
この言葉は、「頑張り」を認めつつ、改善を促す優しさのある言葉です。
冷静な分析は、実は優しさと前向きなパワーにあふれているものです。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。
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