つばめ学院の関口です。
今日は私が考える「豊かさ」について書いていきます。
教室で、
「それ、やらなくても(知らなくても)困らないじゃん」
なんて言葉を耳にすることがあります。
確かに関数なんて分からなくても、日常生活では「まあ死なない」わけです。
文学作品なんて全く理解できなくても、「文字が読めれば」なんとか生きていけます。
あとは、「それで良いかどうかの価値判断だけ」の問題だと思います。
学生が学ぶ「勉強」というジャンルのものは、どれだけ人生を「豊か」にできるか?を左右すると思っています。
「なくてもいいもの」
を
「なくてはならないもの」
に変える。それこそが「豊かさ」へのステップアップだと、私は考えています。
例えば、、、文芸、文学、哲学、自然科学
私はあまり堅苦しくない範囲で、こんな分野が好きです。
生きていくうえで「なくても死なない」ものばかり。
それでも、私はその「良さ」を感じてしまったので、もう後には戻れないです。
自分の人生で「この文学に出会っていなかったら。。。」そう想像するだけで恐ろしくなってしまう作品もあります。
もし、「なくてもいいもの」を排除していくとどうなるのでしょうか?
スマホなんていらない
テレビもいらない
食事だって、料理する必要なんてなし。栄養素を計算して食物を摂取すればいいだけです。
でも、そんな事できる人はほとんどいないですよね。
なぜなら、知ってしまったから。
スマホの便利さや楽しさを
テレビの刺激を
母親の料理の味を
だからこそ、私達は生物学的な「ヒト」ではなく、「人」として豊かさを求めるはずです。
さて、やっと結論です。
子供たちには
「知ってしまって」欲しいのです。
学生のうちに、「勉強体験」を通じて。楽しさを知ってしまえば良い。
そう思っています。
「楽しいこと」の中身として
テレビやゲーム「しか」知らない大人にはなって欲しくないんです。
世の中は「うち震える」ような感動に満ちあふれています。
どれだけ「無駄」なものに価値を見出していけるのか。それが「豊かさ」の指標のような気がしています。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。
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