つばめ学院の関口です。
先日、塾生の1人が学校の勉強の愚痴をこぼしました。
「先生、学校の算数がホントに退屈。。。」
「まあ、お前は塾で先に進んでいるからつまらなく感じるのかもしれんけどさ。でも、学校の勉強を常に満点目指してやることは挑戦的だし、大切だぜ」
「そんな事じゃないんだよ、先生」
「ん?違うの?内容がつまらないって話しではなくて?」
「うん。内容なんだけどね。全然前に進まないんだよ。この次は3学期の単元だからもう先にはいかないんだって」
「じゃあ、いま何やっての?
「計算ドリルの復習」
「それも大切だぜ」
「でも、もう2周目。それが終わったら3周目やれって。ただの時間潰しじゃん!」
どうお感じになりますか?全てとは言いませんが、少なくともある事実を切り取った話しです。
今日は「小学生」について日頃思うところを書いていきたいと思います。
これまで、ブログで書いてきたことではあるのですが。
「小学生こそ塾」に通ってもらいたいと思っているんです。
学校の勉強に不安がなくても小学校から通う子
中学で勉強が分からなくなってから通う子
この両者は、「勉強」に対するスタンスが全く異なってきます。
間違ってほしくないのですが、両者の間には「能力」の差というものは想定していません。
ただ、「いつから通ったのか」の違いです。
先の例に話しを戻します。
学校のカリキュラムは「進度」にとても縛られます。
そして、小学生はゆとりがありすぎ、中学生はゆとりがない、高校性に至っては自分の型がないとついて行くことすらままならない。
それが今の学校のカリキュラムです。
いま、退屈している小学生が先の学年の勉強をして「何の問題」があるのでしょうか?
よくよく考えて頂きたいのです。
そして、中学になったら時間がなくなる事は目に見えているのです。
高校で更に激しくなることも、目に見えているのです。
だからこそ、「中高一貫校」はこのアンバランスなカリキュラムを平準化してゆとりを作り出せます。
でも、冷静に考えるとですよ。
一番ゆとりがあるのは小学生です。
その小学生の時から、小・中・高のカリキュラムを「一連のもの」として、その子のペースで進めたら。。。
確実に平準化できます。
「簡単に」ゆとりが作り出せるんです。
だからこそ、小学生の時から「高校の学習まで」を視野にいれた、小・中・高一貫の塾に通う意義は本当に大きいと思っています。
健康の例えるならば、身体を壊してから医者に通うのか
普段から丈夫な身体作りをするのか
の違いだと思います。
このお話は、しっかりと「数字」を示したうえでコチラでも動画でお話しています。
ぜひ、合わせて御覧ください。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。
塾長動画のINDEX
・なぜ勉強しなければならないのか
・暗記の三原則
・証明問題が得意になる秘密
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