つばめ学院の関口です。
今年も残すところ、あと僅かとなってきました。
とは言え、つばめ学院は今日も「いつも通り」の冬期講習の緊張感で満ちています。
そして、休憩時間には笑い声に満ちています^^
今日は非常に大切な「注意」を生徒にしまいた。
「大人」になるためには欠かせない事だと思っています。
ある生徒が問題を解いていました。
基本的な理解が不十分な気がしたので、いくつかその場で質問しました。
やはり理解がイマイチなので間違えます。
「いや、そこは is じゃないでしょ」
「あ、いや・・・えーっと、was?」
「うん。合ってるからノートに書きなよ。」
すると、その子は間違った場所の下に、wasと書き加えました。
「え?消して書きなおしていいよ。」
「いや、これで良いです。」
「消しなよ。残しておいた方がいい間違いもあるけど、これはちゃんと消して書き直すべきところだよ」
すると、生徒はバツが悪そうにペンケースを出し、中からシャープペンをとりだし、逆向きにして・・・
付属の小さい消しゴムで、いそいそと消し始めました。
そこで全て理解しました。
常に「道具をしっかりそろえる」「道具を大切にする」「自分の道具を使う」そういう指導を厳しく言っています。
その子は、消しゴムを忘れたことが見つかったら、私に怒られると思ったんですね。
はい。怒られます。
しかも、今日はそこに輪をかけて怒られました。
「ごまかすな!」
「怒られろ!」
今日、その子に言ったことはそういうことです。
消しゴムを忘れた。
それは、良くない事ですが、もう時間は戻せません。
そうであれば、次には「道具をそろえる」ために、先生に貸してもらうしかありません。当然、怒られたうえで貸してもらうべきです。
この動きは、人として決定的に大切な事だと思います。
「良くない事が起きた時にごまかさない。事態を収拾させるためにすぐに行動する。」
たかが消しゴムごときでも、できる子はできます。できない子はできるようにならなければいけない。
なぜなら
「ごまかす大人になる」からです。
この件の本質は、正直なところ私にとっても難しい事です。
でも、「ごまかさない」「隠さない」「しっかり怒られる」
これは大人になってから非常に重要になる技能です。
ニュースを見ていてもそんな大人はたくさんいます。
「やばい!」
と思った瞬間にすぐ行動できるか。
それとも目をそらして「どうにかなる」のを待つのか。
幸いに、つばめ学院の生徒の多くは「ごまかさない態度」は良くできている方だと感じています。
私が口うるさく言っていることほど、早めに報告する子が多い気がします。
塾に来るなり、
「すいません!!宿題が終わってません!授業前と休憩時間使ってやります。それも終わらない分は授業が終わってから残ってやりきります!」
自分からそこまで言える子もいます。
(宿題、ちゃんとやれよ。という大前提はありますが・・・)
そこまで言えれば、実は私から言うことはありません。
「はい、了解。しっかりやれ。早く終わらそうとして雑にやってたらメチャ怒るから、よろしく」
そのくらいしか言いません。
「分かっている子」に怒る必要はないですから。
「怒られないために」先に謝るんじゃないんです
「怒られると分かっていても」先に謝る
そして、「どうするべきか」自分で考えて行動する。
私は全ての生徒にそこまで求めていきたいと思っています。
勉強なんて「学び」の手段。
生徒たちにとって大切なここは「どう生きるか」という姿勢だと思っています。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。
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