つばめ学院の関口です。
先日、「ブラックバイト」の記事を読んでからの今日のお話です。
「労働の対価」としての「賃金」という考え方は、もう主流ではありません。
「価値を生み出した」ことに対する「報酬」としてのお金の方がしっくりきます。
そこを理解していないと、不幸な生き方になるようなぁと思っています。
さて、今日はそんなところから「塾の価値」について考えを述べていこうと思います。
なぜ、みなさまは「塾にお金を払うのか?」
なぜ、私は「お金を頂けるのか?」
とても大切な問いです。
私の中での答えはこうです。
「つばめ学院が生徒を教育するからお金を頂くことができる」
そう、「教育」を行うサービス業なんです。
「ダメ」って言うんです
ふざけるな!って怒るんです
「教えて下さい」を断るんです(場合によっては)
保護者に対して「それはできません」と言うんです
だからこそ、「お金を頂けているんだ」と思っています。
どうでしょうか?
他の塾と違っていたりしませんか?
生徒が安易な質問をすれば、答えないどころか怒ります。
テストの点数なんて「自分で考えて上げられる」子にすることを目的としています。
途中の段階は多層的にフォローしますが、最終目標は「テストの点ごとき」は自分でいい感じにしといてくれ。が本音です。
この件に関して、象徴的な例でお話しますね。
つばめ学院では「教材の忘れ物」は即、取りに帰る。というルールにしています。
どんなに家が遠くても、取りに帰ってもらいます。
当然ですが、テキストを持ってくる時に授業が終わっていることもあり得ます。
そして、その場合の「振替」はしません。
絶対にしません。
なぜなら、私は「お金を頂いて」教育する立場の人間ですから。
自分の道具やテキストを持って来ない子が成績で伸び悩むことは、以前から分かっていました。
ですから、「先生、テキスト忘れちゃいました」という子にコピーで間に合わせる。
というのは、塾のエゴなんです。
その方がラクですから。
それでも取りに帰らせる。そして、授業時間が終わってしまったら振替はせずに、次までの課題を丁寧に伝えます。
お分かり頂けますよね。
「テキストを忘れた」という子に、いちいちコピーしていたら・・・
その子の基準がズレてしまいます。
「別にそろえなくても、なんとかなる」
でも、成績は伸びません。間違いなく断言できます。
「お金を頂いているからこそ」取りに帰らせるんです。振替はしないのです。
自分の落ち度で「損をした」経験を積ませるのです。
もし、それをしなければ、お金を頂きながら、その子の成長に全く貢献していないことになります。
少し乱暴な言葉ですが、ご家庭の方にはお伝えしています
「たかだか、数千円でお子さんが忘れ物をしない子になるなら、僕は安いものだと思います。月謝を払い続けても、道具をそろえられない子はなかなか成績が上がらないです。」
お金を頂いて「教育」を生業にしているからこそ・・・
お子さんに嫌がられても、お母様に嫌がられても。
「ダメ」といいます。
どんなにお金をもらっても、「教育」にならないことはやりません。
「お金を払っているんだから、頼んだことはやってもらって当然」
という考えには、私は異を唱える立場です。
「お金を頂いているからこそ、意味のないことはしない。ダメなものは是正して頂く。」それがプロの在り方だと考えています。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。
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峯岸武司 (土曜日, 09 1月 2016 22:04)
つたない自分のブログですが、読んでいただいてありがとうございました。
そして、このブログ。身の引き締まる思いで読ませていただきました。自塾もわりと厳しい塾だと言われていますが、
先生のところほど徹底できていないなあと思います。塾の先生として、叱られている思いで読ませていただきました。